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小児喘息(ぜんそく)とは


<小児喘息(ぜんそく)とは?>


小児喘息は、発作性に起こる気道狭窄(きょうさく)によって、喘鳴(ぜーぜー、ヒューヒュー)や咳、呼吸困難を繰り返す病気です。これらの症状は自然に、あるいは治療により軽快、消失しますが、ごくまれには致死的となることもあります。基本的な病態は「慢性の気道炎症」と「気道過敏性の亢進」ですが、近年成人喘息で言われている、気管支壁が硬くなり重症化につながる「気道リモデリング」という現象が病態に関与することが知られています。発症には特定の「遺伝因子」と「環境因子」が互いに作用しあって関与すると言われています。

JPGL2017より一部改変引用

<小児喘息とは>

・「慢性の気道炎症」「気道過敏性」「リモデリング」が関与
・遺伝と環境が互いに作用し関与している


【特徴➀】小児喘息は「アトピー型」が多い


喘息を引き起こすアレルギーは大きく3つあり、「アトピー型喘息」「好酸球型喘息」「それ以外」に分類されます。成人喘息では比較的「好酸球型」が多いのが特徴ですが、小児喘息では「アトピー型喘息」が多いのが特徴です。アトピー型喘息の患者では、アレルギーの原因物質(アレルゲン)に対し、特異的に反応するIgE抗体が、肥満細胞(マスト細胞)表面に受容体とくっついた状態で存在しています。この部分にアレルゲンが結合すると、肥満細胞から大量の化学物質が放出され、アレルギー性の炎症が起こります。これをⅠ型アレルギー反応といいます。

<アトピー型喘息を疑うポイント>

・患児に医師の診断によるアトピー性皮膚炎がある

・患児に吸入アレルゲンによる特異的IgE抗体が検出される

・風邪をひいていないのに喘鳴(ゼイゼイ、ヒューヒュー)がある


【特徴②】ウイルス感染が発症に関係


アトピー素因を持つ児はライノウイルスやRSウイルス感染を来しやすく、またウイルス感染自体が喘息発症の要因となったり、重症化するきっかけになると報告されています。

<ウイルス感染が喘息発症に関係>

乳幼児喘息の発症要因としてウイルス感染が重要と考えられている


【特徴③】遺伝的素因が喘息発症に関係


喘息児の家族は何らかのアレルギー疾患を有する割合が高い

< 遺伝的素因が喘息発症に関係

・両親のいずれかに医師により存在された喘息の既往がある
・両親のいずれかに、高IgE血症及び特異的IgE抗体を認める


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