ブログ
Blog
Blog
睡眠時無呼吸の診断についてはこちらをご覧ください
①疑ったらまず行うこと
②簡易検査
③精密検査
1時間あたりの無呼吸と低呼吸を合わせた回数である無呼吸低呼吸指数(AHI)
が簡易型検査で40以上、精密検査で20以上の場合、CPAP治療の適応となります。
<CPAPとは?>
「Continuous Positive Airway Pressure」の頭文字をとって、「CPAP(シーパップ)療法:経鼻的持続陽圧呼吸療法」と呼ばれます。 機械で圧力をかけた空気を鼻から気道(空気の通り道)に送り込み、気道を広げて睡眠中の無呼吸を防止する治療法です。下記のように圧をかけると、閉塞部位を空気が通過することが出来るようになるため、無呼吸が解除されます。通常4~12cmH2O程度の圧がかかりますが、呼吸状態に合わせて機械側が送る空気の圧を変えて調整しています。
<代替治療>
・マウスピース(口腔内装置、スリープスプリント)
下あごを上あごよりも前方に出すように固定させることで上気道を広く保ち、いびきや無呼吸の発生を防ぐ治療方法。歯科で作ってもらうことが出来ます。
・手術
小児の多くや成人の一部でアデノイドや扁桃肥大などの場合は摘出手術を行うことがあります。
<CPAP機種のご紹介>
当院で採用している機種は下記となります(2020.6現在)
・スリープメイトS10(帝人・フクダライフテック)
・スリープメイトAirmini(小型、出張用)
・Dream station(フィリップス)
・iSleep(CHEST)
葛西よこやま内科・呼吸器内科クリニック 院長
・総合内科専門医
・呼吸器内科専門医