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COPDの講演会に参加

  • 2019年12月22日

こんにちは、院長の横山です。

2019.12.22(日)神戸で行われました講演会
「Trelegy Clinical Experience Forum」に参加して参りました。

この会では第一線で活躍されておりますエキスパートの開業医の先生方のみが講演を行い、
参加されている先生方もほとんど開業医という非常にユニークな講演会でした。

テリルジーは「ステロイド」と気管支拡張薬である「LABA」「LAMA」の計3成分が1つのデバイスに入っている吸入薬です。
「トリプル製剤」とも言われ、COPD(慢性閉塞性肺疾患)に対する新薬として期待されている吸入薬です。

テリルジーは効果はもちろんですが「利便性」という意味では群を抜いていると思います。
今まで3成分を含む吸入薬を使用する場合、最低2つの異なるデバイスを併用する必要があったからです。

講演1では、開業医の立場から「トリプル製剤」をどのように臨床現場で活用したらよいのか。
講演2では、循環器内科の先生よりCOPDを俯瞰する、という非常に興味深い講演でした。

Topicsをまとめましたのでご興味がある方は是非ご覧下さい。

<プログラム>

「基調講演」(座長)
田中 裕二 先生(医大前南4条内科)

講演1
「テリルジーがもたらす閉塞性肺疾患の新しい治療~当院の使用経験より」
湯川 龍雄 先生(湯川内科クリニック)

講演2
「循環器・呼吸器の両方から考えるCOPDの診断・治療の重要性とトリプル製剤への期待」
永谷 憲歳 先生(ながや内科 循環器内科・呼吸器内科)

<Topics>

講演1
・LAMAとLAMA, ICSとLABA, 最近ではICSとLAMAで相互作用があるという報告も
・COPDのうち4.2~49.7%でACOの可能性を指摘
・高齢者:喫煙の影響が大きい
・ACO:FeNO>35 pub
・(自験)非気腫型で喘息合併の可能性が高いCOPDに有効な症例が多かった
・(自験)既に3剤治療されている患者の吸入薬組替えでもFEV1の改善を認めた症例があった

講演2
・COPD患者では高率に心血管病を合併
・COPDは心血管系疾患の予後を悪化させる
・心血管疾患はCOPDの予後を悪化させる
・COPD患者をみたら心血管系疾患を想起して診療を行うことが重要
・逆に心血管系疾患をみたらCOPDの可能性を想起して診療を行うことが重要
・(自験)循環器系疾患で通院されている患者の1/4程度にCOPDを合併
・スタチンは肺組織および全身の炎症を抑制する。
・COPDにおいてはスタチンが増悪抑制、予後改善につながるという報告あり
・COPDに脂質異常を合併している患者にスタチンを投与する
・β-blockerはCOPD患者の生命予後を改善するという報告あり
・ISA カテコラミン多いと遮断、少ないと刺激
・心血管保護:ISA(-), 脂溶性
・気管支収縮を起こさない:β1 選択制
・β1選択性, ISA(-), 脂溶性のβ-locker:ビソプロロール(メインテート)が望ましい

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