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【講演会参加】気管支喘息患者における難治性慢性咳嗽診療の重要性とリフヌアの投与意義

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2024.7.27に東京で行われました講演会「気管支喘息患者における難治性慢性咳嗽診療の重要性とリフヌアの投与意義」に参加致しました。講演会の聴講録と所感をまとめましたので、ご興味がある方はご覧ください。

【講演プログラム】
講演1 さつき内科クリニック 村上 斗司 先生

ニューキャッスル喉頭過敏質問票(J-NLHQ)による喉頭過敏評価
・NRS:Numerical Rating Scaleによる定量的な咳嗽評価
まったく痛みがなければ「0」、今まで経験したことがない痛みや、治療前の痛みを「10」
・リフヌアの奏功症例についての提示

講演2 帝京大学呼吸器内科 長瀬 洋之 先生

「喘息の表現型と咳嗽を考える」

・慢性咳嗽の疫学と基礎知識について
・感染後咳嗽:ICSは無効、麦門冬湯が奏功することもある、
・咳喘息:V25<80%がほとんど
・喘息患者における消化器症状はもたれが多い(東名史憲 アレルギー2019;68:1132-40)
・咳喘息とアトピー咳嗽との違い
・ACE阻害薬による咳嗽 10-30%で起こる
・SBSについての症例提示
・慢性咳嗽では気道上皮における求心性迷走神経の発現が増加する
・喘息患者においては、①気道平滑筋②マスト細胞③気道上皮からのATP→P2X3が関与している
・COUGH試験の喘息併存率40%→喘息患者における難治性慢性咳嗽についての臨床試験と捉えることができる
・味覚受容体とP2X3受容体:甘味、うまみ、苦みを止めるので、塩味が強調される
・慢性咳嗽患者における嗜好タイプの内訳:咳の減少が重要61.7%
・味覚消失は6-15%
・喘息のQOLと咳スコアには相関がある
・慢性咳嗽がある患者では喘息の増悪や入院が多い
・CASA-Q問診票
・ACT不良への寄与は喀痰より咳が大きい
・FeNOやEoは咳嗽が残る患者では低値であることが多い(非2型炎症?)
・喘息フェノタイプ 2型炎症33% 中間43% 非2 24%
・慢性咳嗽は有病率は3%, 女性優位, 高齢者優位

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