2023年5月28日に「GSK Asthma Clinical Experience National Conference in Fukuoka~喘息治療最前線 トリプル療法のさらなる深化~」に参加致しました。本講演は内科や呼吸器内科、循環器内科クリニックに勤務する医師を中心に行われた会です。それぞれの医師の立場から喘息に対する吸入薬に対する考え方を聞く良い機会となりました。
<講演タイトル>
・今使うべきICSは~SITT登場の今こそ抑えたい抗炎症治療~ 山形英司先生
・循環器医が考える喘息治療の重要性~今考えるプライマリーケア医の役割~高橋嘉枝先生
・喘息治療の新戦略 トリプル療法から始める選択肢~藤木玲先生
・トリプルHを見据えたトリプル治療~大林浩幸先生
<拝聴所感>
・症状から喘息増悪を見逃さないこと、また喘息のコントロールを十分に得られるように過不足なく適切な薬剤選択をしていくことが重要と言えるでしょう。また3剤配合剤(ICS:ステロイド、LABA:長時間作用型β2刺激薬、LAMA:長時間作用型抗コリン薬)を必要とする患者さんには遅延なく速やかに、3剤配合剤から2剤配合剤(ICS/LABA)や単剤(ICS)へ減量出来る患者さんには、適切な評価のもと慎重に減量していくことが求められると思います。
【講演会聴講】GSK Asthma Clinical Experience National Conference in Fukuoka~喘息治療最前線 トリプル療法のさらなる深化~
2023.05.28