2023.12.7に「重症喘息におけるShared Decision Making (SDM)の実践」と題して講演を行いました。重症喘息は喘息全体のうち5~10%程度存在し、既存の治療にも関わらず年に2回以上全身ステロイド投与を要する増悪を繰り返し、コントロール出来ない喘息です。全身ステロイドは例え短期的であっても骨や筋肉や心血管など臓器横断的に有害事象を来すため、避けるべきであると考えられています。生物学的製剤はこのような患者さんに対し、全身ステロイドを回避し、喘息コントロールを改善するための薬剤です。重症喘息に対する生物学的製剤使用に際し、医療関係者と患者さんはどのようなコミュニケーションをとればよいかという視点から講演を行いました。
【講演会演者】重症喘息におけるShared Decision Making (SDM)の実践
2023.12.07