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2023.07.27 COPDに関する講演を行いました。COPDは長年にわたる喫煙により起こり、年間10000人を超える死者数が出ている重要な疾患です。呼吸器疾患というイメージかもしれませんが死亡の原因を紐解くと実は心血管病死が多く、特に感染などを契機とした増悪直後は心血管疾患が増加することが分かっており、COPD増悪自体を起こさないようにコントロールすべきという認識が重要となります。本講演では「症状がなくなった」あるいは「軽くなった」ら吸入治療を辞めてもよいのか？という患者さんからの疑問に対し、我々医療者はどのように治療介入すべきか、SDM（Share Decision Making）の視点から講演を通じて考えてみました。