2023.11.12に行われました講演会「SANOFI Fevere Ashtma Forum」に参加致しました。
SANOFIさんの講演会は常に「基礎医学」に基づいた講演が多く、日常臨床において基礎医学に接点が少ない開業医にとっては毎回新鮮な気持ちで講演を聴講することが出来ております。アレルギーのメカニズムにはまだまだ分かっていないことも多く、新しい発見も日々報告されております。このような中で、我々臨床医はどのような視点から重症喘息の治療である「生物学的製剤」を選択していくか、日々知識をUpdateしていかなければなりません。本会ではバイオマーカーとして[IL-4][IL-13][IL-33][TSLP][好酸球]、臨床パラメーターとして[一秒量][増悪][経口ステロイド減量][感染予防][咳や痰][併存症(好酸球性副鼻腔炎・中耳炎]に着目された講演が多かったと思います。対象となる治療薬:[デュピクセント(デュピルマブ)][ヌーカラ(メポリズマブ)][ファセンラ(ベンラリズマブ)][テゼペルマブ(テゼスパイア)][ゾレア(オマリズマブ)]
<講演概要>
Opening 浅野浩一郎先生
講演1 「アレルギー性疾患の概念を変える新知見」 本村 泰隆先生
講演2 「上気道における難治性治療のパラダイムシフト」 中丸 裕繭 先生
講演3 「喘息の下気道炎症におけるIL-4とIL-13の位置付け」 松本 久子 先生
Discussion 「ExperienceとEvidenceから考えるTreatment Strategy」 小屋 俊之 先生 斎藤 純平先生 丸毛 聡先生
Closing 相良 博典 先生
【講演会視聴】SANOFI Severe Asthma Forum
2023.11.12