当院の特徴
~多職種連携~
呼吸器内科の診療では長引く咳の原因を探り、喘息のコントロールを把握するために、詳細な問診、呼吸機能検査、アレルゲン対策などの生活指導、はじめて吸入薬を使用される方への吸入指導が必要となります。患者さん一人ひとりと向き合い、医療の質を保つためには医師1人の力だけで診療を行うことは出来ません。当院では医師・看護師・診療コーディネーター・受付医療事務の多職種で連携し、ともに患者さんの診療に関わっております。
受付医療事務
患者さんが来院された際の受付・会計業務、予約業務、電話対応を行っています。また当院では患者さんの病状を客観的に評価し診療に生かすことが出来るように「患者評価型質問票」(ぜんそく、COPD、逆流性食道炎)を積極的に活用しています。受付医療事務では、この患者評価型質問票やWeb問診の管理まで患者さんの診療を幅広くサポートしています。
看護師
患者さんの問診、血液検査、呼吸機能検査(肺活量を測定する検査)、吸入薬の使い方の指導を担当します。またアレルギー対策などの日常生活で気をつけるべきポイントについてもご説明致します。診察中に医師相手だとなかなか聞きたいことが聞けないという患者さんのお声をよく耳にします。そんな時はぜひ看護師へお気軽にご相談ください。看護師は患者さんにとって最も身近なパートナーです。
診療コーディネーター
当院の診療コーディネーターは、医師や看護師が入力のためにカルテをみるのでなく、患者さんとしっかり向き合い診察に集中するために生まれた職種です。予診(問診)や、診察中のカルテ入力補助業務、外部医療機関での検査の手配、紹介状作成補助、患者さんからお預かりした書類の作成補助など、診療全般にわたりサポートを行います。当院では医師や看護師とともに3人態勢で診療にあたる多職種連携により、患者さんとのコミュニケーションを密とし、診療の質を維持することを心がけています。
医師
医師は患者さんの診察を行い治療方針を決定します。呼吸器診療は奥が深く、診断を行う上で患者さんからの情報聴取がとても重要と言われています。そのため医師1人の力では不十分であり、看護師や医療コーディネーターと協力し、丁寧な情報収集、患者評価型問診票、呼吸機能検査など、客観的な評価に基づいた丁寧かつ正確な診療を心がけています。また診断後も吸入指導やアレルゲン生活指導など、スタッフ一丸で患者さんをサポート出来るような仕組みづくりに日々取り組んでいます。